漢方薬について
浸出性中耳炎の漢方薬
- 柴苓湯(さいれいとう)
- 耳鼻科領域では、ある特定の疾患と漢方薬が関連付けられているまれな処方です。急性中耳炎、慢性中耳炎など化膿性の中耳炎には、抗生物質が使われます。一方、浸出性中耳炎のような非化膿性の中耳炎にはなかなか奏功する薬剤がなく、耳鼻科のドクターを悩ませる疾患です。柴苓湯は、本来むくみをとる処方ですが、中耳の空間に水がたまるという病態に注目して、水を排出させる効果を期待して処方し、よい結果を得ることがあります。免疫機能を高め、炎症を抑える効果も期待されます。
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