補聴器について
自分の耳に合った補聴器を
巷では、補聴器を購入してはみたものの、自分の耳に合わず、高いお金を払ったのに「結局タンスの肥やしにしてしまった」としばしささやかれています。補聴器はそんなに具合いの悪いものなのでしょうか。実はそうではありません。ただ自分の耳に合うようにうまく調整できていないだけなのです。 調整できていない補聴器は、ちょうど他人の入れ歯のようなもので具合が悪いのが当然なのです。補聴器を自分の耳に合ったように調整することを「補聴器を適合させる」といいます。このページでは補聴器を適合させるシステムについてご説明します。
補聴器適合システム(補聴器をつけるまでの流れ)
- 耳鼻科検診
- 耳鼻科受診/まず専門医の診察が必要です。
- 検査
- 専門医による検査に基づいた補聴器を装用すべきかどうかの判断(聴力検査・語音聴力検査・内耳機能検査)。
- 機種の選択
- どちらの耳につけるか:良聴耳につければよいとは限りません。良聴耳とは聴力検査上で、聴力がより残されている側の耳のことです。
- 適合検査
- どんな補聴器が適しているか:箱型・耳掛け型・挿入耳型?アナログにするのかデジタル式にするのかどうか?
- 調整
- 補聴器が最大の力を発揮するよう調整。(補聴器の適合)
- 再調整
- アフターケア:再調整・再々調整・・・適合するまで調整を重ねます。